自衛隊レンジャーが教える!月齢と方位磁針がなくても方角がわかる方法

今回は元自衛隊レンジャーの筆者が、個人の能力向上やキャンプの夜に話せる小話として、また子どもに教えられる情報として、月の満ち欠け(月齢)や方角についてお話ししたいと思います。

執筆アウトドアセレクトショップ
Camp Shop Lantern 富田満也
オフィシャルサイトはこちら

自衛隊レンジャーの任務は潜入・襲撃・伏撃(待ち伏せ)・爆破など多岐にわたり、その際、重要なものの一つに方角と月の明るさがあります。


ヘリなどで敵地に潜入した際、すぐさま方角を確認すれば自分の位置や前進方向が分かりますし、月の明るさが分かれば夜間潜入の目安にもなります。

月齢を求めて夜の明るさがわかる方法

まず月齢とは、新月を0として一日経過するごとに1つずつ数字を足していき、月の満ち欠けの度合いを示したものです。と、活字にすると難しいですが、要は今日の夜の明るさはどのくらいか数字で知るというものです。

こちらの図のように月は満ちて欠けていきます。
新月→三日月→上弦の月→十五夜(満月)→下弦の月→三日月→三十日月
※<>内は月齢の数字です。

街中にいると感じにくいですが、満月の夜は目さえ慣れれば山の中でも昼間のように行動ができるほど明るいです。
もちろんアウトドアやキャンプでもこの知識を応用して頂ければと思います。

月齢は下記の計算方法でわかるので計算してみましょう。

月齢=定数+月+日(答えが30を超えたら30を引く)

月齢を知るにはまず「定数」を求めていきます。
①現在の西暦から1998を引く。
②その数に11をかけて30で割り、割り切れなかった余りの数が「定数」となります。

例えば)2022年の定数を求める場合
2022-1998=24
24×11=264
264÷30=8と24 
2022年の「定数は24」となります。

定数を求めることが出来たので、例として「月齢=定数+月+日」の方程式で2022年のクリスマスイブの月齢を求めてみます。

例えば)2022年12月24日の月齢は
定数24+12+24=60
30を超えたので60から30を引いて月齢は30
2022年12月24日の「月齢は30」となります。

今年のクリスマスは新月になるようです。
外は真っ暗なのでイルミネーションが綺麗に見えそうですね。
そしてクリスマスキャンプに行かれる方は、この日ヘッドライト必須です。

ケータイや方位磁石が無くても方角がわかる方法

よく昭和生まれの方は(筆者もゴリゴリ昭和)、あの建物の北側!なんて場所の説明をされる方が多いですが、最近の方にはいまいちピンときません。

しかし、災害などで建物や道路がめちゃくちゃになった時や山の中で遭難した時など、いまから紹介する方角がわかる方法を知っておくと便利です。

アナログ時計で方角を調べる

アナログ腕時計を着けていれば太陽との関係で南の方角が分かります。
①時計を水平に持つ。
②時計の短針を太陽の方向に合わせる
③短針と時計の12時のちょうど真ん中が方角の南

※午前は文字盤の左、午後は文字盤の右で見ます。

北極星の位置で方角を調べる。
夜間であれば北極星の位置で方角が分かります。
北極星の方向が北の方向です。


<北極星の見つけ方>
写真のように北極星は、北斗七星のひしゃくから見通した線上にあります。北斗七星は比較的見つけやすいので探してみましょう。

以上、方角の調べ方2点を紹介させていただきました。まだまだ色々な方法がありますので、気になる方は調べていただくと面白いです

今回は月齢と方角について紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
キャンプの楽しみ方は焚き火やお酒など色々ありますが、上記のような事を友人やお子さんに話せると株がググっとあがるかもしれません。

皆さんの生活がより充実できるよう、今後もレンジャーシリーズを紹介したいと思います。
それではよいアウトドアライフを。

Camp Shop Lantern
中部地区唯一など他には無いガレージブランド多数取扱い
インスタグラム
オフィシャルページ
最新情報をチェックしよう!