冬キヤンプ必需の暖取りグッズとその裏技

全国的に冬の厳しさが一段と増してきました。そんな中でも皆さんはキャンプを楽しんでいるでしょうか?そこで寒い冬に必需の暖取りグッズをご紹介です。

執筆アウトドアセレクトショップ
full of life (フル・オブ・ライフ)渡邊亘朗
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冬キャンプの必需品 湯たんぽ

私自身、冬のキャンプへ必ずと言っていいほど持っていく機会の多い「湯たんぽ」。
熱湯を作り、金属製や陶製、樹脂製などの容器に入れて簡易的な暖房器具として使用するものです。私がキャンプによく使うのは金属製。金属製の湯たんぽは熱伝導率が高く、お湯を注いで厚手の布袋に入れてしまえばすぐに暖房器具として使用できる温かさとなるので頻繁に持っていきます。

大正生まれの日本製マルカ湯たんぽは長らく昔からも使用していますが、屋内外問わず使いやすいです。直火対応のものであれば、水を注いだ湯たんぽそのものをコンロやバーナー、焚火の火で熱した後に蓋を締めて湯たんぽケースに入れてしまうだけで一晩しっかりと温めてくれます。

※加熱時は必ず蓋は開けたままで

ご自宅で使われている方も最近増えているようで、節電対策の一環としても利用されています。
上記のよく見かける楕円型のもの以外にも湯たんぽを作る方法があります。
今回はそちらもご紹介したいと思います。

<裏技その1>直火対応可能な「シングルウォール」の水筒を使う

メーカーもさまざまにありますが、私は米国ブランドPATHFINDER(パスファインダー)、Klean Kanteenも度々使用しています。ブッシュクラフトなどバッグパッキングをしての野営時には、水筒としてだけでなく他のことにも兼用できるという点でおすすめです。

シングルウォール(単層構造)のステンレスボトルは煮沸しやすく、ボトルそのものを焚き火の火にかけられます。安定した五徳を用いれば、バーナーでも可能です。水の運搬としてだけでなく、ボトル自体も熱することでより長時間温かく過ごせます。

<裏技その2>熱湯を注入可能な樹脂製ウォーターボトル「ナルゲンボトル」を使う

本来、アメリカにて医療用抗菌衛生ボトルとして広く使用されていた「ナルゲンボトル」。

密閉性が高く、湿気に強いということ、そして耐熱100度・耐冷マイナス20度の広範囲の温度下で保存可能ということで多くのアウトドアフィールドのユーザーから信頼を得ているアウトドアマストアイテムなブランド。

熱湯を注ぎ、キツく蓋をした後フェイスタオルなどを巻いて使用するととても使いやすいです。

また、樹脂製ゆえに放熱が金属製よりも早く、寝入りの際にちょうど良く、暑がりの方にもおすすめ。朝方には冷えてしまいますが、飲料水としてそのまま使用することも可能です。

冬のキャンプにはもちろん、室内外問わずの寒い冬対策にも。
冷えを解消して楽しいアウトドアライフを今冬も過ごしていきましょう。

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