日に日に朝晩の冷え込みも強まり、少しずつ変化が出てくるのは、『日が暮れてからのキャンプサイトでの過ごし方』。
秋から冬へと季節の移り変わりとともに、キャンプ場内はタープ下からシェルター・テント内で過ごす方も多くなりますね。今日は、そんなテント内幕でおすすめのストーブ火器をご紹介です!
執筆 | アウトドアセレクトショップ full of life (フル・オブ・ライフ)渡邊亘朗 | オフィシャルサイトはこちら |
ストーブとバーナーの違い
おすすめのストーブをご紹介をする前にそもそも「ストーブ」と「バーナー」って何が違うのでしょうか? 最近キャンプを始めた方から時折店頭で質問されることも。
なんとなく分からないままという方もいるかもしれないですね。
アウトドアでの「ストーブ」と「バーナー」の言葉の意味合いはとても近く似ていてどちらも、調理するための火器であり、暖房器具でもあります。
日本では現在も、ストーブ=ヒーターの意味が強く意識されている方が多いですが、海外ではどちらの意味も含みつつ調理器具として言われることが多いです。
語源に忠実な機能性を兼ね備えたシステムストーブ
今回ご紹介するARC STOVE(アークストーブ) V3は、韓国生まれのストーブ。本体の上面部分の火口へライターまたはマッチで着火し、本体中心が熱することで遠赤外線を生み出し、発熱量を上げるメタルフォーム加熱方式を採用した最新ストーブ。
付属している3本の延長脚を本体に取り付けることで高さを上げ、地面に置いた状態でも地面への熱のダメージを軽減。
複数の使用方法ができるシステムストーブ
まずは、調理面に特化させるために付属された専用ゴトクは、上に載せるクッカーの大きさに合わせ2段階調節が可能。簡単に組み立てができ、ストーブ本体の上に置くだけで安定した調理が出来るようになります。
そして、暖房面に特化させるために、カメラ三脚など手持ちの三脚を利用してのスタンド型の前面ストーブとして暖房機能の強化が可能。発熱した遠赤外線効果により、全体がじんわりと暖かくなるだけでなく、身体の方へ向けることで出来るので一層温かさを実感できます。
冬キャンでも安心の液出し仕様
ガス缶を使用する場合、突然ガスが出なくなるなんて、よく遭遇するシーン。火を発生させるための気化するのが難しい場合でも、ガス缶を逆さまに使用する液だしにより気温低下の際も安心した火器使用が可能なります。
ガス消費量は、140g/h (メーカー公式数値)。
使用時間は、250g ガス缶で約1時間45分。500g ガス缶で約3時間30分。
最初に、着火してストーブ本体の火を安定させるためのプレヒート(予熱時間)が必要なため、1~2分ほどガスを使用する分を除いても、500gのガス缶があれば、調理から就寝するまでの間の暖房の使用にも便利です。
専用の収納ケース付き。底面のしっかりとした巾着タイプ。すべてをひとまとめに、コンパクトに持ち運び出来るところも嬉しいですね。
寒い冬対策に、調理と暖房の両方を楽しめるガスストーブ。同社製のT―H E A T E Rも現在、インスタグラム上で見かける機会が多くなっていますが、今回のARC STOVE V3も是非手にとって使ってみてもらいたいギアです。
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