キャンプ・アウトドアのみならず、日常生活でもとても役立つロープワーク

キャンプアウトドアのみならず、日常生活でもとても役立つロープワーク。
元自衛隊レンジャー出身の筆者が実際に役立つロープワーク3種類を紹介します。

執筆アウトドアセレクトショップ
Camp Shop Lantern 富田満也
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<その1>ポールに結んだりどこでも使える「巻き結び」

巻き結びは最も使用頻度が高く、どんなシーンでも使える便利な結びです。

ポールや杭にロープを固定したり、石を利用してハトメの無いシートなどにも巻けます。

巻き結びの結び方

①ポールなどに巻いてロープをクロスさせる。
②もう一度同じ方向でポールに巻いて最初に巻いた下を通す。
③両端を引っ張って完成!末端が短いと荷重がかかった時に抜ける可能性があるので10cm以上は残すようにしましょう。

巻き結びは大きな荷重がかかっても簡単にほどけて末端の処理などにも使用できるので覚えておくと便利です!

<その2>輪っかを作って引っ掛けたり結んだり「もやい結び」

①ポールなどに反時計回りで回す
②輪っかを作って先端を通す
③手前のロープの下をくぐらせ輪っかに再度通す。
④奥の2本と手前のロープを引っ張って絞める。
⑤完成!末端は抜けないように10Cm以上残しましょう。

今回はポールに回しましたが、杭に上から被せたり立木に犬のリードを通したりと色々な場面で使用できます。

<その3>自在結びの結び方

②下から上にロープを通して巻きを作る。
③約30cm程離して同じように2つ目の巻きを作る。
⑤4つ目の巻きを作ってぎゅっと絞る。
⑥完成!しっかり巻きを絞らないと固定されないため注意!

テンションの絞め方、緩め方

1つ目の巻きを引っ張って2~4つ目の巻きを引っ張るとロープが締まります。
2~4つ目の巻きを緩めるとロープが緩みます。

タープを張るときはもちろん、シートや濡れたものを乾かすときなど活躍する自在結び。
自在金具を買えば済む話ですが、立木やポールの幅は様々なため、自由度の高い自在結びを覚えておくとキャンプの幅も広がります。

何度も練習して覚えよう

キャンプではロープワークは重要な技術の一つです。
スマートに使えるようになればアウトドアをより楽しむことができます。
何度も練習してロープワークマスターになりましょう!


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